お嬢様の憂鬱【上】




ズラズラとかわいい服の並ぶ商店街




皆、あたしには似合わないような服。




「ねぇ、あの店入ろうよ」



と、指をさしながら春日が言った





その指の先にあったのは


ふりふりした
派手な服の店だった




「え、ちょ・・あんな服あたしなんて似合わないよ!!!」



あたしは、心から叫んだ




だけど



「い−じゃん♪」



と言って、無理矢理あたしを入らせた



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