お嬢様の憂鬱【上】



今は、はるとの背中

に揺られながら

帰り道を走っている



「おれ、お前の事すげぇ好き。家の事とかお前が話してくれるまで待ってるし、お前がそばにいるだけでいいんだ」


と言ってくれた。



あたしに笑顔が

戻った気がした


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