お嬢様の憂鬱【上】




「やめてよっ」




あたしは腕を掴まれながらも




必死に逃げようとしながら言った。




「ほんとは、こういうの使いたくなかったんだけど・・・」





ニヤリ





男が不気味に笑った







ゾク・・・






あたしは、背筋に悪寒を感じた










その瞬間、






あたしの口になにか放り込まれた









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