お嬢様の憂鬱【上】




「な、に・・・これ・・・」




あたしは、その口の中に入った物を

飲み込んでしまった。




その瞬間、体があつくなった。









あたしは体に力が入らなくなって







地面に崩れ落ちてしまった







男はあたしのその反応を見ると





満足そうにほほえみ、




「おいしいお菓子だよ・・・」






不気味に笑うその笑顔は



まるで悪魔のようだった





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