病院嫌いなナース 子育て編
私が発熱してるの!?


たしかに、言われてみれば熱っぽい感じはする。


「…ママ、お熱ないよ…?」


菜悠は、ジーッと私の顔を見て、私のおでこを触る。


その見透かすような目は、悠斗さんとそっくりで怖い。


菜「ママのおでこ、あちゅい!」


「…ほ、本当ー??…と、とりあえず早く準備しないと遅刻しちゃう!!保育園行くの遅くなったら、菜悠のお気に入りのおもちゃ無くなってるかもよー??」


菜「やだ!!なゆ着替える!!」


話を上手く逸らしたら、やっと菜悠の尋問が終わった。


菜悠に言われてから気づいたけど、確かに熱っぽいかもしれない…。


でも、洗濯物干して、菜悠の朝ごはん準備して…と朝は熱を測る時間もないくらい忙しい。
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