過保護な次期社長の甘い罠〜はじめてを、奪われました〜
はじめての、キス
「あ、羽衣来た!こっちこっちー!」
18時の業務終了後更衣室で着替えを済ませ、1つに纏めていた髪も下ろして軽くメイクを直してから、楽しんできてね!と渚さんに見送られ。
会社にほど近い、白い外壁にアンティーク調のドアが可愛らしい店内に入ると美乃梨が手招きしてくれた。
落ち着いた暖色系のライトに照らされ、ダークブラウンで統一されたインテリアがクラシカルな雰囲気のお店だ。
今日はこのイタリアンのお店を貸し切って、上京組を集めて高3の時のクラス会が行われている。
35人ほどいたメンバーのうち、どのくらいが上京して来ているのかは分からないけれど、ざっと見たところ15人くらいは参加しているだろうか。
美乃梨たちのいる奥の方へ向かう間にも「久しぶりー!」と何人かから声を掛けられ。
それに応えつつその一角に辿り着くと、
「きゃーっ!羽衣久しぶりー!」
「相変わらず透明感半端ないっ」
すでにほろ酔い?と思えるくらいのテンションで向かってくる懐かしい友人たち。
18時の業務終了後更衣室で着替えを済ませ、1つに纏めていた髪も下ろして軽くメイクを直してから、楽しんできてね!と渚さんに見送られ。
会社にほど近い、白い外壁にアンティーク調のドアが可愛らしい店内に入ると美乃梨が手招きしてくれた。
落ち着いた暖色系のライトに照らされ、ダークブラウンで統一されたインテリアがクラシカルな雰囲気のお店だ。
今日はこのイタリアンのお店を貸し切って、上京組を集めて高3の時のクラス会が行われている。
35人ほどいたメンバーのうち、どのくらいが上京して来ているのかは分からないけれど、ざっと見たところ15人くらいは参加しているだろうか。
美乃梨たちのいる奥の方へ向かう間にも「久しぶりー!」と何人かから声を掛けられ。
それに応えつつその一角に辿り着くと、
「きゃーっ!羽衣久しぶりー!」
「相変わらず透明感半端ないっ」
すでにほろ酔い?と思えるくらいのテンションで向かってくる懐かしい友人たち。