過保護な次期社長の甘い罠〜はじめてを、奪われました〜
「デ、デートっ?」
「そう、デート。だから朝飯の後、弁当も作って?」
「えっ?えっ?お弁当っ?……どこ行くんですか?」
「………内緒」
教えてくれる気はないらしく、人差し指を口に当てて妖艶な微笑みだけを残し、大我は再び和室を出て行く。
その顔に性懲りも無くまた反応してしまった胸を押さえて、しばらく動けなかった。
最近の大我の甘い攻撃に私は押され気味。
だって全部不意打ち過ぎて全然ガードが出来ない。
今日のデートだって一体何を企んでるんだか……。
でもどんな攻撃が来ても今日はガードしてみせる!
そんな謎のテンションで私は布団を畳み、着替えを済ませて朝食とお弁当の準備をするべくリビングダイニングに向かったのだった。
「そう、デート。だから朝飯の後、弁当も作って?」
「えっ?えっ?お弁当っ?……どこ行くんですか?」
「………内緒」
教えてくれる気はないらしく、人差し指を口に当てて妖艶な微笑みだけを残し、大我は再び和室を出て行く。
その顔に性懲りも無くまた反応してしまった胸を押さえて、しばらく動けなかった。
最近の大我の甘い攻撃に私は押され気味。
だって全部不意打ち過ぎて全然ガードが出来ない。
今日のデートだって一体何を企んでるんだか……。
でもどんな攻撃が来ても今日はガードしてみせる!
そんな謎のテンションで私は布団を畳み、着替えを済ませて朝食とお弁当の準備をするべくリビングダイニングに向かったのだった。