過保護な次期社長の甘い罠〜はじめてを、奪われました〜
4人の、思い出
"おーい、ウイウイー!"
"あっ、桃ちゃんだっ!"
"おい桃、ちびすけをアイアイみてえに呼ぶんじゃねえ"
"あはは、おさるさんみたいで可愛いじゃん、ねえ?羽衣ちゃん?"
"うんっ"
"だろ〜?さすが、遥とウイウイは分かってる!それに比べて大我は………"
"うるせえ、ヤメろその目"
"ははは………"
かっこよくてケンカが強くて女の子にモテる。
そのくせ頭もいいらしい。
だから2人の周りには、当時彼らとお近づきになりたい女の子たちがたくさんいて。
女たらしの遥くんはそんな彼女たちにもソフトな対応をしていたけれど、"寄るな、触るな、うぜえ"。
大我はその眼光鋭い眼差しで一瞥して、一切受け付けなかった。
そんな大我たちの側にいつの間にかいるようになったのが、桃ちゃん。
いつの頃からか3人セットで見掛けることが多くなって。
桃ちゃんは私のことも"ウイウイ"と呼んで可愛がってくれた。
明るくて豪快で、ボーイッシュでサバサバしていて。
笑うとくしゃっとなるお日さまみたいな笑顔がとってもキュート。
そんな桃ちゃんに、私はすぐに懐いた。
"あっ、桃ちゃんだっ!"
"おい桃、ちびすけをアイアイみてえに呼ぶんじゃねえ"
"あはは、おさるさんみたいで可愛いじゃん、ねえ?羽衣ちゃん?"
"うんっ"
"だろ〜?さすが、遥とウイウイは分かってる!それに比べて大我は………"
"うるせえ、ヤメろその目"
"ははは………"
かっこよくてケンカが強くて女の子にモテる。
そのくせ頭もいいらしい。
だから2人の周りには、当時彼らとお近づきになりたい女の子たちがたくさんいて。
女たらしの遥くんはそんな彼女たちにもソフトな対応をしていたけれど、"寄るな、触るな、うぜえ"。
大我はその眼光鋭い眼差しで一瞥して、一切受け付けなかった。
そんな大我たちの側にいつの間にかいるようになったのが、桃ちゃん。
いつの頃からか3人セットで見掛けることが多くなって。
桃ちゃんは私のことも"ウイウイ"と呼んで可愛がってくれた。
明るくて豪快で、ボーイッシュでサバサバしていて。
笑うとくしゃっとなるお日さまみたいな笑顔がとってもキュート。
そんな桃ちゃんに、私はすぐに懐いた。