幸せって・・・何?
2週間後・・・
「僕のマンションに来ませんか?」
初めて家に誘われた。安祐美だって子供じゃないからそろそろかなと思っていた。
「安祐美さん、僕もう我慢できません。」
和樹は安祐美にマンションのエレペーターの中でキスをした。いままでもキスはしたが、それとは違っていた。食べられてしまうような熱いキスだった。安祐美はこんなキスははじめてで、立っていられなかった。
和樹は安祐美をかかえるようにして部屋に入った。
もう一度和樹は安祐美にキスをした。
「安祐美。好きだ。抱くよ。」
安祐美はされるかままに抱かれた。
和樹の体は鍛えられており、何もかもが完璧だった。和樹が触れるところは全て感じた。
「安祐美・・・綺麗だよ。」
安祐美は幸せだった。こんな、こんな完璧な人に私は愛されている・・・。
夢の中にいるような時間が過ぎていった。