シュヴァルツ・アプフェル~黒果~魔女と呼ばれた総長はただ1人を所望する
受け止めきれそうに無いほどの熱量を秘めた瞳に見下ろされ、ゾクリと背筋が震える。
「あ……」
その熱量につられたのか、その目に見つめられるだけで体が熱くなってきた。
また彼の顔が近づき、今度はついばむようなキス。
でもその吸いつく力は強く、全てを持っていかれそうになる。
その間に彼の長い指がわたしの色んなところを撫でた。
耳のふちから耳たぶ。
うなじに、肩を通って腕をたどり、指先まで。
わたしの体のすみずみまで触れようというかのように、じっくり撫でられわたしはさらに熱を持った。
熱くて、熱くて……。
「も、むりぃ……」
ギブアップした。
「何が?」
分かっているだろうに、甘くささやくように聞かれる。
しかもそのまま唇を舐められた。
「んっ、ごめんなさいぃ」
半泣きのまま謝ると、やっと許してくれたのかフッと笑うような音が聞こえた。
「もう煽る様なマネしないな?」
「しないっ、言わないからぁ」
熱のせいもあって目に涙を溜めた状態でうったえると、スッと少し視線をそらされる。
「……それもちょっと煽ってるけどな……。ま、俺のせいか」
少し頬が赤いように見えるのは気のせいだろうか?
「あ……」
その熱量につられたのか、その目に見つめられるだけで体が熱くなってきた。
また彼の顔が近づき、今度はついばむようなキス。
でもその吸いつく力は強く、全てを持っていかれそうになる。
その間に彼の長い指がわたしの色んなところを撫でた。
耳のふちから耳たぶ。
うなじに、肩を通って腕をたどり、指先まで。
わたしの体のすみずみまで触れようというかのように、じっくり撫でられわたしはさらに熱を持った。
熱くて、熱くて……。
「も、むりぃ……」
ギブアップした。
「何が?」
分かっているだろうに、甘くささやくように聞かれる。
しかもそのまま唇を舐められた。
「んっ、ごめんなさいぃ」
半泣きのまま謝ると、やっと許してくれたのかフッと笑うような音が聞こえた。
「もう煽る様なマネしないな?」
「しないっ、言わないからぁ」
熱のせいもあって目に涙を溜めた状態でうったえると、スッと少し視線をそらされる。
「……それもちょっと煽ってるけどな……。ま、俺のせいか」
少し頬が赤いように見えるのは気のせいだろうか?