あなたと出会って世界が変わる
落ち着いた雰囲気のカフェにつく


ここは、琴葉を連れて何回か来たことがある


「良いお店だね」


「うん。ショートケーキ以外にも美味しいの沢山あるよ」


「んー、ショートケーキにする。朝陽くんがオススメしてくれるのいつも美味しいから」

ひなちゃんは僕を喜ばせるのが上手い


店員を呼び、お互いショートケーキを頼む


「そうだ、ひなちゃんにプレゼントがあるんだ」


「プレゼント?」

さっきアクセサリーショップで買った物を渡す


「うん。見つけたから、買っちゃった」


「これって、、いいの?」

ひなちゃんが選んでいたオレンジ色のピアスのイヤリングバージョン


「いいの。貰ってくれる?」


「う、ん。ありがとう」

嬉しそうにイヤリングを見つめている


その姿を見るだけで、買ってよかったと心から思う


タイミングよくショートケーキが運ばれる

「いただきます」

やっぱりここのショートケーキは甘さがちょうど良くてとても美味しい


「うわぁ、おいしっ。さすが朝陽くん」


「喜んでもらえて良かった」


「うん。お店の雰囲気も味もすっごく良いね」


「また来ようね」

嬉しそうに頷くひなちゃん


琉生と頼は甘いの苦手だし、奏もそんなに好きじゃない


僕だけがひなちゃんに出来ること


こんなに、甘党で良かったと思えたのは初めてだ
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