あなたと出会って世界が変わる
ピピピピ
「ふぁ〜」
目覚ましの音で目が覚める
針が朝の5時を指している
昨日は登校中の生徒と時間が被ってしまい
校舎に入るのが凄く怖かった
なので、今日からは1時間前に学校に
行くように佐伯さんにお願いをした
校門に着くと、人は誰もいなく
鼻歌を歌いながら図書室のドアを開ける
前に見つけた日当たりの良い場所に
座り少し寝ることにした
……
カタカタ
キーボードの音がする
なんか落ち着くなぁー
そう思いながら重い瞼を開けると
隣に誰かがいるのに気が付き
ガタッ
大きな音を立て 椅子から立ち上がり
ドアに向かって走ろうと足を動かす
でも、手を掴まれ動くことが出来ない
頭が真っ白になる
「ひな」
パニック状態の私の耳に聞き覚えのある
声が聞こえる
その瞬間緊張がほぐれたのか
足の力が抜け、頬に涙が伝う
「ほら、泣かないで」
少し困ったような顔をして、手を伸ばし
私の涙を制服の袖で拭ってくれる
「そ、うくん」
「ふぁ〜」
目覚ましの音で目が覚める
針が朝の5時を指している
昨日は登校中の生徒と時間が被ってしまい
校舎に入るのが凄く怖かった
なので、今日からは1時間前に学校に
行くように佐伯さんにお願いをした
校門に着くと、人は誰もいなく
鼻歌を歌いながら図書室のドアを開ける
前に見つけた日当たりの良い場所に
座り少し寝ることにした
……
カタカタ
キーボードの音がする
なんか落ち着くなぁー
そう思いながら重い瞼を開けると
隣に誰かがいるのに気が付き
ガタッ
大きな音を立て 椅子から立ち上がり
ドアに向かって走ろうと足を動かす
でも、手を掴まれ動くことが出来ない
頭が真っ白になる
「ひな」
パニック状態の私の耳に聞き覚えのある
声が聞こえる
その瞬間緊張がほぐれたのか
足の力が抜け、頬に涙が伝う
「ほら、泣かないで」
少し困ったような顔をして、手を伸ばし
私の涙を制服の袖で拭ってくれる
「そ、うくん」