あなたと出会って世界が変わる
倉庫に入ろうと近づくと笑い声が聞こえてくる


咄嗟に、近くにいた頼くんのワイシャツを握る


琉生くんが扉を開けると、目の前には男の人


1人じゃない、30人はいると思う


その人たちが一斉に挨拶をして4人に頭を下げる


私はワイシャツを握る手を強め、俯きがちに歩く


2階に着くと、誰もいなくなりほっと肩をなでおろす


「…わっ!ごめんね。シャツが皺に」

握ってた手を離し、見上げると


「くくっ気にすんな」

いつもの頼くんの笑顔に安心する


顔をあげて見たところは、お家?


外見はただの倉庫なのに


中は普通に人が暮らしてるようなお家


キッキンや、リビング、奥には扉がいくつもある
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