偽り恋愛
それなら好きな人、川上さんと付き合うフリを

頼もうって直斗が言ってたんだ」

修也君の話を最後まで聞く前に私は泣いていた

「ゴメンね、話すのが遅くなって。けど直斗から

川上さんから話さないでって言われてて」

と気まずそうに修也君が言った

「実は今の話、今日の朝聞いたんだ。

それで居ても立っても居られなくて放課後に

話すようにって私が言った」
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