偽り恋愛
「直斗カッコいい〜!流石!」


「川上さん、顔赤くなってる!可愛い〜」


「お似合いだね〜!」


とクラスメイトが口々に言うので私は恥ずかしくて


下を向く。


「じゃあ、俺らは帰るね!バイバーイ」


クラスメイトにそう言うと私の手を握って教室を

出て下駄箱に行き靴を履き替え校門を出る


「もうバレちゃったね。思ったより早かった」


「何で嬉しそうなの?」
< 9 / 195 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop