あなた、声、ララバイ。



しかも


眼鏡で






カッコいいんだよね



腐女子のあたしは


たまらない



「サチ
速水先輩の名前
わかったの?」



ミキが


急に

そんなこと聞くから

あたしはびっくりした



「なんで?
知らなくてよくない?」



ミキは

信じられるない!?


という顔で

あたしを見下ろす



「知りたくないの?」



「別に
知ったって 愛 に発展しないでしょう
別に
あたし
先輩のことすきじゃないもん」



ミキは

呆れた と一言


そして

また



彼氏のリョウ君を見ていた


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