また、君に会えるまで。
茉冬side
茉冬side
「はぁ…、なんかどっと疲れた…。」
家に着いて、服をきがえながらそう呟いた。
「咲夜、なんか考え事してたなぁ…。あんまり思い詰めないといいけど…。」
咲夜はよく考えすぎてしまう癖がある。
見ているとほんとに不安になるけれど、咲夜はあくまでなんでもないと言う。
あまりにも考え込みすぎているなら潤に相談しよう。
そう決めて私は夕飯を作るために1階へおりた。
「明日は咲夜とお出かけだし!くらい事考えるのはやめよう!」
意気込んでエプロンをつける。
お母さんとお兄ちゃんが帰ってくるまでまだ時間がある。