また、君に会えるまで。
ご飯を食べ終わって、お風呂から出て私は自分の部屋へ戻ってきた。
明日の準備をしようと思い、クローゼットを開けた。
いくら幼なじみとは言え、服装には気を使う。
何を着ていこうかクローゼットの前で悩んでいると、部屋のドアをノックされた。
「茉冬~?入るよ~?」
「はーい!」
ドアが開いてお兄ちゃんが入ってきた。
「どうしたの?」
「茉冬が明日の服装どうしようか悩んでると思って手伝いに来たよ~!」
そう言ってお兄ちゃんはふわりと笑った。
さすがお兄ちゃんだ。
「ちょうど悩んでたの!ありがとう!」
「いいえ~。明日はカフェに行くんでしょ?ならスカートの方がいいね。」