また、君に会えるまで。
__「1日終わったぁ!」
6時間目が終わり、やっと帰る時間になった。
この瞬間の開放感がすごいと毎回思う。
叶芽は部活に行くと言って行ってしまった。
私も本来なら部活に行っていたはずだった。
だけど、先輩が引退すると同時に私はいじめられるようになった。
それから私は部活に行けなくなってしまった。
「…私も帰ろ。」
そんな事を考えていると虚しくなってくるので、私は考えるのをやめて帰ろうとした。
荷物を背負って階段を降りる。