また、君に会えるまで。
「おはよ、叶芽!」
「おはよ!なになに、なんか上機嫌じゃん!」
あの後私達は近場で5時ごろまで遊んだ。
唯一きをつかなわくて一緒にいられる存在であるため、久しぶりに心から楽しむことが出来た。
「昨日潤と駅であってさ、久しぶりに咲夜と潤と3人で遊んだんだ~。」
「幼なじみ勢揃いじゃん!どうりでご機嫌なわけだ笑」
いつも通り叶芽とくだらない話をして笑っていると、いきなり肩を掴まれた。
「痛っ…。…えと…彩ちゃん…?」
そこに立っていたのはクラスメイトの坂村彩だった。
実は私はこの人に中学生時代いじめられていた。
だから正直関わりたくない存在だ。
「話あるから来てくれない?」
「え…う…うん…。」
ただならぬ雰囲気に恐怖を感じながらも、彩について行った。