2人なら…「推しと彼氏と彼女の関係」
「……………。」

スゥは少し間を空けて笑う。

「ざーんねんっ!!今、トマトは嫌いだって思ってた。(笑)」

見てて飽きない2人……(笑)


私はソファーで朝食を食べるスゥの隣にワザとくっついて座る。

「だから…イイっつってんのぉ!」

スゥはお皿の隅に、フォークで形の壊れたトマトを押しやる。

「はい。あ〜ん♡(笑)あ〜んしてっ♡」

スゥの口元にフォークに刺したトマトを近づける。

振り払うゼスチャーをしつつも、苦笑いのスゥが可愛くてついつい意地悪をする。

「いいって。マジで…っ。無理って
もぉ〜〜!」

今度はリュウが…ちょっぴりすねた顔で少し離れたダイニングテーブルから頬杖をついてこちらを見る。

「イチャイチャしてんなぁ……。」


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