2人なら…「推しと彼氏と彼女の関係」
「でっ。2人お揃いで…結婚の報告かね。」
えっ…!!
アキちゃんのおばぁちゃんはそう言ってニコニコ微笑んだ。
私は、あまりの唐突な言葉に、脳への伝達が追いつかず…露骨に驚いた表情を見せてしまったが、リュウは至って落ち着いていて…
「(笑)おばちゃんっ!ハルは店の後輩だよ。」
とサラッと私を紹介をした。
「桐島小春です…。」
「僕は、まだまだ発展途上の身だから。
結婚だなんて…
でもさ…お盆なのに、お客さん…切ってあげてるんだね。」
華麗すぎて、ちょっとガッカリするくらい上手く話を逸らすリュウ。
「(笑)基本、お客さんに合わせて仕事をしてるからね。
お盆というか…休みの方がお客さんは多いかもしれんね。
そんでも…この田舎町の年寄りの店だから、気ままやね。
足腰も弱くなってきたし…いつまでやれるかね。」
リュウは…〝そっか〟とうなづくと麦茶を一口飲んでふっと立ち上がり、勝手をよく知る自分の実家のように隣の部屋に繋がる襖に手を掛けた。
えっ…!!
アキちゃんのおばぁちゃんはそう言ってニコニコ微笑んだ。
私は、あまりの唐突な言葉に、脳への伝達が追いつかず…露骨に驚いた表情を見せてしまったが、リュウは至って落ち着いていて…
「(笑)おばちゃんっ!ハルは店の後輩だよ。」
とサラッと私を紹介をした。
「桐島小春です…。」
「僕は、まだまだ発展途上の身だから。
結婚だなんて…
でもさ…お盆なのに、お客さん…切ってあげてるんだね。」
華麗すぎて、ちょっとガッカリするくらい上手く話を逸らすリュウ。
「(笑)基本、お客さんに合わせて仕事をしてるからね。
お盆というか…休みの方がお客さんは多いかもしれんね。
そんでも…この田舎町の年寄りの店だから、気ままやね。
足腰も弱くなってきたし…いつまでやれるかね。」
リュウは…〝そっか〟とうなづくと麦茶を一口飲んでふっと立ち上がり、勝手をよく知る自分の実家のように隣の部屋に繋がる襖に手を掛けた。