2人なら…「推しと彼氏と彼女の関係」
「(笑)ごめんごめん、思わず笑っちゃったよ。ハルちゃん真剣だから…本当ごめん。」

もぉーーーーっ! 恥ずかしくなるじゃん。

「ほら、発情期の犬とか猫とかでも…動物といえど、引きません?
人の顔した…動物です。アイツはっ!!」

「あ〜とぉ…なるほど…朱雀なだけにっ…」

「そんな…カッコいいもんじゃないんですっ!女の子連れ込んで…アレや…コレや…」

あっ…………。
言うんじゃなかった。

変な…間。

「それはそれは…相当、心理的苦痛…。」

言うんじゃなかった。

男子相手に…朝からこんな話。

「アイツさぁ…昔っから、好きな子には超イジワルすんだよ。
素直になれないタイプ。(笑)」

昭和かっつーーのっ!!

「ホント、自己中だし勝手だし…。
まぁもう、いいんですけど。」

「自由だな…相変わらず。」

「流青君に話したら…ちょっと怒りがおさまった気がします。」

「もっと怒っていいんじゃない。それは…デリカシーがなさ過ぎる。」

でしょっ…!
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