獅子組と私
トイレを済ませみんなの所に戻ると、すぐに飛鳥が顔を近づけてきた。
「飛鳥くん?ち、近いよ…////」
「教えてよ、さっきの話。椎那のことは、何でも知りたいな?」
「だ、だから、内緒…」
「教えてくれないの?」
「ほんと…ち、近いよ…/////」
口唇が重なる寸前の距離に、椎那は顔や耳まで真っ赤にする。
「じゃあ、このままキスしちゃおうかな~?」
飛鳥に指で口唇をなぞられる。
「え……ここでは…////」
「だったら、教えて?」
「わ、わかったから!
…………大学生の時に、お酒で失敗したことがあるの」
「へぇー」
「飛鳥くん位の歳の時で、お酒を飲む加減がわからなくて……飲みすぎて寝ちゃって……
気づいたら、男子学生に囲まれてた。
襲われそうになって、当時の彼が助けてくれたんだけど、嫌われちゃって。“お前に隙があるから”とか“汚ない女”って言われたの。
結局、別れることに……」
飛鳥「そっか…」
道彦「でもそれ、周りの男達が悪くね?」
清美「そうよね。最低な男達ね!」
琴子「彼氏も、最低だわ!!」
滉二「こうゆう場合、責める相手が違うよな!」
一朗「でも、別れてよかったな!椎那ちゃん!」
飛鳥「そうだよ!本気で愛してなかったんだよ、きっと…!」
椎那「そうだね。なんか、ありがとう!みんなにそう言ってもらえると、元気がでる。
ずっと、私が悪かったのかなって思ってたから」
飛鳥「そんなことないよ!言ったよね?
僕達は仲間なんだから、いつでも守るし助けてあげるよって!」
椎那「うん、ありがとう!」
仲間達が、大きく頷く。
「それにしても、獅子組のみんなってカッコいい人ばっかだね!」
微笑んで言った、椎那。
「………椎那、ダメだよ!そんなこと言ったら……!
コイツ等、椎那に惚れちゃうでしょ?」
「そんなことないよ!誰も彼も惚れないよ!」
「そんなことあるの!!」
「えー!そんなことないよね?」
「椎那ちゃん、そんなことあるよ」
滉二が言った。
「え?滉二くん?」
「椎那ちゃんは、自覚した方がいいよ!その可愛さ」
「一朗くんも、なんで?」
「飛鳥、大変だな!彼女がわかってないなんて……」
「キング、ドンマイ!!」
道彦と清美が、飛鳥に言った。
「え?え?」
「椎那、自分が思ってるより可愛いんだからね!
気を付けてね!」
「琴子ちゃんまで……」
「椎那」
「飛鳥くん?」
「しかも、僕の彼女だって知れ渡ってるんだからね!
自覚してね!!わかった?」
「う、うん!わかった!」
みんなの真剣な表情に、大きく頷く椎那だった。
「飛鳥くん?ち、近いよ…////」
「教えてよ、さっきの話。椎那のことは、何でも知りたいな?」
「だ、だから、内緒…」
「教えてくれないの?」
「ほんと…ち、近いよ…/////」
口唇が重なる寸前の距離に、椎那は顔や耳まで真っ赤にする。
「じゃあ、このままキスしちゃおうかな~?」
飛鳥に指で口唇をなぞられる。
「え……ここでは…////」
「だったら、教えて?」
「わ、わかったから!
…………大学生の時に、お酒で失敗したことがあるの」
「へぇー」
「飛鳥くん位の歳の時で、お酒を飲む加減がわからなくて……飲みすぎて寝ちゃって……
気づいたら、男子学生に囲まれてた。
襲われそうになって、当時の彼が助けてくれたんだけど、嫌われちゃって。“お前に隙があるから”とか“汚ない女”って言われたの。
結局、別れることに……」
飛鳥「そっか…」
道彦「でもそれ、周りの男達が悪くね?」
清美「そうよね。最低な男達ね!」
琴子「彼氏も、最低だわ!!」
滉二「こうゆう場合、責める相手が違うよな!」
一朗「でも、別れてよかったな!椎那ちゃん!」
飛鳥「そうだよ!本気で愛してなかったんだよ、きっと…!」
椎那「そうだね。なんか、ありがとう!みんなにそう言ってもらえると、元気がでる。
ずっと、私が悪かったのかなって思ってたから」
飛鳥「そんなことないよ!言ったよね?
僕達は仲間なんだから、いつでも守るし助けてあげるよって!」
椎那「うん、ありがとう!」
仲間達が、大きく頷く。
「それにしても、獅子組のみんなってカッコいい人ばっかだね!」
微笑んで言った、椎那。
「………椎那、ダメだよ!そんなこと言ったら……!
コイツ等、椎那に惚れちゃうでしょ?」
「そんなことないよ!誰も彼も惚れないよ!」
「そんなことあるの!!」
「えー!そんなことないよね?」
「椎那ちゃん、そんなことあるよ」
滉二が言った。
「え?滉二くん?」
「椎那ちゃんは、自覚した方がいいよ!その可愛さ」
「一朗くんも、なんで?」
「飛鳥、大変だな!彼女がわかってないなんて……」
「キング、ドンマイ!!」
道彦と清美が、飛鳥に言った。
「え?え?」
「椎那、自分が思ってるより可愛いんだからね!
気を付けてね!」
「琴子ちゃんまで……」
「椎那」
「飛鳥くん?」
「しかも、僕の彼女だって知れ渡ってるんだからね!
自覚してね!!わかった?」
「う、うん!わかった!」
みんなの真剣な表情に、大きく頷く椎那だった。