獅子組と私
「あーもしかして!」
琴子が急に大きな声を出した。
「どうした?急に!」
一朗が琴子に聞いてくる。
「てか、ちゃんと見てた?三人共」
滉二が三人に寄ってきながら言う。
「へ!?ち、ちゃんと見てたですよ?」
「椎那ちゃん、日本語変だし……!
てか、清美も見てた?俺の勇姿!」
道彦が突っ込んでくる。
「見てたよ。道彦、凄ーい!」
「棒読みかよ…!?」
「椎那!!」
「は、はい!」
「見てなかったでしょ!?」
「いや、その……ご、ごめんね……!」
「何話してたの?三人で」
「飛鳥くん達、カッコいいね!って言ってたんだよ」
「そうそう!獅子組は、カッコいいねーって」
「まぁ、そうね!
…………あとは、キングと道彦がそれぞれ彼女に聞きなよ!!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「で?ほんとは、なんなの?」
その後、屋敷に帰ってきて部屋でソファに腰掛けた飛鳥と椎那。
飛鳥が椎那の顔を覗き込み言う。
「ほんとに、カッコいいね!って話してたんだよ!」
「ほんとかなー?」
「ほんとだよ?
飛鳥くんって、背がスラッと高くて細いのに程よく筋肉があって、手も大きいなぁって。
それに肩幅広くて、力も強いのに優しい。
他のみんなも筋肉が凄くて、カッコいいね!って言ってたんだよ!」
「………」
「飛鳥くん?」
「椎那、僕のこと煽ってるの?」
「へ!?
そんなつもりないよ…ただ、飛鳥くんのこと考えてると、ドキドキするの…!」
「そんなの…僕の方がいつもドキドキしてるよ…?
椎那だって、小さくて可愛くて、肌もスベスベしてるし、柔らかい。椎那を抱いてるといつも止まらない。気持ちよくて、愛しくて…
………………でも少し怖い……」
「え?怖いの?」
「だって僕、椎那のこと好きすぎて狂ってるから。
止まらなくなって、理性がぶっ壊れて歯止めが効かなくなりそうになる。だから、椎那を抱いてて身体が震えるんだ……
いつも椎那のこと壊さないか不安なんだよ?
だから…怖い…」
琴子が急に大きな声を出した。
「どうした?急に!」
一朗が琴子に聞いてくる。
「てか、ちゃんと見てた?三人共」
滉二が三人に寄ってきながら言う。
「へ!?ち、ちゃんと見てたですよ?」
「椎那ちゃん、日本語変だし……!
てか、清美も見てた?俺の勇姿!」
道彦が突っ込んでくる。
「見てたよ。道彦、凄ーい!」
「棒読みかよ…!?」
「椎那!!」
「は、はい!」
「見てなかったでしょ!?」
「いや、その……ご、ごめんね……!」
「何話してたの?三人で」
「飛鳥くん達、カッコいいね!って言ってたんだよ」
「そうそう!獅子組は、カッコいいねーって」
「まぁ、そうね!
…………あとは、キングと道彦がそれぞれ彼女に聞きなよ!!」
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「で?ほんとは、なんなの?」
その後、屋敷に帰ってきて部屋でソファに腰掛けた飛鳥と椎那。
飛鳥が椎那の顔を覗き込み言う。
「ほんとに、カッコいいね!って話してたんだよ!」
「ほんとかなー?」
「ほんとだよ?
飛鳥くんって、背がスラッと高くて細いのに程よく筋肉があって、手も大きいなぁって。
それに肩幅広くて、力も強いのに優しい。
他のみんなも筋肉が凄くて、カッコいいね!って言ってたんだよ!」
「………」
「飛鳥くん?」
「椎那、僕のこと煽ってるの?」
「へ!?
そんなつもりないよ…ただ、飛鳥くんのこと考えてると、ドキドキするの…!」
「そんなの…僕の方がいつもドキドキしてるよ…?
椎那だって、小さくて可愛くて、肌もスベスベしてるし、柔らかい。椎那を抱いてるといつも止まらない。気持ちよくて、愛しくて…
………………でも少し怖い……」
「え?怖いの?」
「だって僕、椎那のこと好きすぎて狂ってるから。
止まらなくなって、理性がぶっ壊れて歯止めが効かなくなりそうになる。だから、椎那を抱いてて身体が震えるんだ……
いつも椎那のこと壊さないか不安なんだよ?
だから…怖い…」