獅子組と私
「そうなの!!?」
「退くよね……」
椎那は顔を真っ赤にして、飛鳥を見れず俯いたままだ。
「なんで?」
「え?だ、だって……私、もう30だよ?友達は当たり前に経験済みだし……!」
そこで顔を上げ、飛鳥を見る椎那。
「わかってないなぁ、椎那は」
「え……?」
「僕的には、狂喜に震えてるんだよ!」
「え?きょうき?刃物?」
不思議そうに目をパチパチさせる。
「違うよ!狂喜!狂うくらいに喜んでるってこと!
要するに!スッゴい嬉しいってことだよ!」
「そうなの?」
「だって、しなくていい嫉妬せずに済むし。
嬉しい~!」
飛鳥は、椎那の頬を両手で包み込んだ。
そして親指で、口唇をなぞる。
「もしかして、キスも?」
「え?あ、キスはあるよ……」
「へぇー、なんか嫉妬するなぁ。この口唇を僕以外が食べたなんて……!」
「た、食べた!?
そんな、食べられてなんか……!」
「僕は食べてるつもり!
だって、椎那の口唇ってスッゴく美味しいし!」
そう言って、口唇を塞ぎ貪った。
「ンンン……」
「……ん、やっぱ美味しい…!」
「飛鳥くんの口唇は……んー?よくわからないよ?」
「ハハッ…!だよね!
でも身体は、誰も見てないんだよね?」
「あ、いや…正確には一度そうゆう雰囲気になって、ホテルに行ったことはあるの。
でも、その……いざその時になって、怖くて……できなかったの……それが原因で、彼を傷つけちゃって……」
「それで?」
「振られたの…当たり前だよね…」
「へぇー、そうなんだ…
益々、今日抱かないとだね!」
「……//////」
「大丈夫だよ、椎那。怖くないよ!
僕達は、愛し合うんだから!」
「飛鳥く……」
「椎那、大切にするよ。
椎那のこと、僕が一生大切にする!
だから僕に全てを委ねて、僕の全てを受け入れて!」
椎那の目を覗き込むようにして言った飛鳥だった。
「退くよね……」
椎那は顔を真っ赤にして、飛鳥を見れず俯いたままだ。
「なんで?」
「え?だ、だって……私、もう30だよ?友達は当たり前に経験済みだし……!」
そこで顔を上げ、飛鳥を見る椎那。
「わかってないなぁ、椎那は」
「え……?」
「僕的には、狂喜に震えてるんだよ!」
「え?きょうき?刃物?」
不思議そうに目をパチパチさせる。
「違うよ!狂喜!狂うくらいに喜んでるってこと!
要するに!スッゴい嬉しいってことだよ!」
「そうなの?」
「だって、しなくていい嫉妬せずに済むし。
嬉しい~!」
飛鳥は、椎那の頬を両手で包み込んだ。
そして親指で、口唇をなぞる。
「もしかして、キスも?」
「え?あ、キスはあるよ……」
「へぇー、なんか嫉妬するなぁ。この口唇を僕以外が食べたなんて……!」
「た、食べた!?
そんな、食べられてなんか……!」
「僕は食べてるつもり!
だって、椎那の口唇ってスッゴく美味しいし!」
そう言って、口唇を塞ぎ貪った。
「ンンン……」
「……ん、やっぱ美味しい…!」
「飛鳥くんの口唇は……んー?よくわからないよ?」
「ハハッ…!だよね!
でも身体は、誰も見てないんだよね?」
「あ、いや…正確には一度そうゆう雰囲気になって、ホテルに行ったことはあるの。
でも、その……いざその時になって、怖くて……できなかったの……それが原因で、彼を傷つけちゃって……」
「それで?」
「振られたの…当たり前だよね…」
「へぇー、そうなんだ…
益々、今日抱かないとだね!」
「……//////」
「大丈夫だよ、椎那。怖くないよ!
僕達は、愛し合うんだから!」
「飛鳥く……」
「椎那、大切にするよ。
椎那のこと、僕が一生大切にする!
だから僕に全てを委ねて、僕の全てを受け入れて!」
椎那の目を覗き込むようにして言った飛鳥だった。