獅子組と私
一朗「おい!みんな寝た?」
道彦「寝れねぇ…清美以外の女は、緊張する!琴子はまだいいとしても、椎那ちゃんはなぁ……」
滉二「俺も寝れない…」
道彦「だよな!」
滉二「椎那ちゃんの寝顔が可愛くて…ずっと見てられる」
一朗「バカか!滉二。飛鳥は?」
飛鳥「起きてるよ!コウ!そこに寝ること、OKしてあげたんだから、絶、対!触らないでよ!」
滉二「わかってるよ!」
一朗「てか、女等は寝たの?」
道彦「清美、寝てる」
一朗「琴子も寝てるみたいだし」
道彦「てか、スゲーよな!この状況で、女って寝れんだな!」
滉二「ほら、椎那ちゃんは飛鳥がいるし、清美は道彦がいる。琴子は……どうなんだろ?」
ちなみに寝てる位置を、説明すると。
向かって右から…………
道彦、清美、一朗、琴子、滉二、椎那、飛鳥の順。
清美は、道彦の方を向き眠っている。
椎那と琴子は仰向けに寝ていて、椎那は横から飛鳥にがっちりホールドされている。
まるで宝物を抱きかかえるように。
一朗「あー、ダメだ!寝れねー!
なぁ、酒でも飲まね?」
道彦「いいよ!」
飛鳥「僕は椎那抱き締めてるから、無理」
滉二「俺も椎那ちゃんの寝顔見てたいから、無理」
道彦と一朗が起き上がり、テーブルに向かう。
一朗「でもさ!なんで、雑魚寝なの?」
道彦「だよな!」
飛鳥「椎那が、できる限り“みんなで”いたいって言ったからだよ!」
滉二「そうなんだぁ!俺的には嬉しいよ!椎那ちゃんの寝顔が見れるし!」
横になったまま、話に加わる飛鳥と滉二。
しばらく飲んで二人が戻ると、飛鳥と滉二も寝ていた。
道彦「一朗」
一朗「ん?」
道彦の指差している方を見る。
椎那が、飛鳥と滉二に両側から抱き締められていた。
少し、椎那は苦しそうだ。
道彦「滉二、本気なんだろうな……」
一朗「でも、きっと……飛鳥からは奪えない…」
道彦「苦しいな……」
一朗「あぁ…」
静かな部屋に、道彦と一朗の悲しい声が響いていた。
道彦「寝れねぇ…清美以外の女は、緊張する!琴子はまだいいとしても、椎那ちゃんはなぁ……」
滉二「俺も寝れない…」
道彦「だよな!」
滉二「椎那ちゃんの寝顔が可愛くて…ずっと見てられる」
一朗「バカか!滉二。飛鳥は?」
飛鳥「起きてるよ!コウ!そこに寝ること、OKしてあげたんだから、絶、対!触らないでよ!」
滉二「わかってるよ!」
一朗「てか、女等は寝たの?」
道彦「清美、寝てる」
一朗「琴子も寝てるみたいだし」
道彦「てか、スゲーよな!この状況で、女って寝れんだな!」
滉二「ほら、椎那ちゃんは飛鳥がいるし、清美は道彦がいる。琴子は……どうなんだろ?」
ちなみに寝てる位置を、説明すると。
向かって右から…………
道彦、清美、一朗、琴子、滉二、椎那、飛鳥の順。
清美は、道彦の方を向き眠っている。
椎那と琴子は仰向けに寝ていて、椎那は横から飛鳥にがっちりホールドされている。
まるで宝物を抱きかかえるように。
一朗「あー、ダメだ!寝れねー!
なぁ、酒でも飲まね?」
道彦「いいよ!」
飛鳥「僕は椎那抱き締めてるから、無理」
滉二「俺も椎那ちゃんの寝顔見てたいから、無理」
道彦と一朗が起き上がり、テーブルに向かう。
一朗「でもさ!なんで、雑魚寝なの?」
道彦「だよな!」
飛鳥「椎那が、できる限り“みんなで”いたいって言ったからだよ!」
滉二「そうなんだぁ!俺的には嬉しいよ!椎那ちゃんの寝顔が見れるし!」
横になったまま、話に加わる飛鳥と滉二。
しばらく飲んで二人が戻ると、飛鳥と滉二も寝ていた。
道彦「一朗」
一朗「ん?」
道彦の指差している方を見る。
椎那が、飛鳥と滉二に両側から抱き締められていた。
少し、椎那は苦しそうだ。
道彦「滉二、本気なんだろうな……」
一朗「でも、きっと……飛鳥からは奪えない…」
道彦「苦しいな……」
一朗「あぁ…」
静かな部屋に、道彦と一朗の悲しい声が響いていた。