獅子組と私
再度リビングに戻ると、飛鳥にべったり先程の友人がくっついていた。
椎那はそのまま、リビングを出ようとする。
「椎那!!」
清美と琴子が声をかけてきた。
「大丈夫だよ!
ちょっと…外の空気吸ってくるね」
「全然、大丈夫じゃないじゃん!」
「やめてって言っていいんだよ?
キングは椎那の彼氏なんだから!」
清美と琴子がドアの前で椎那に諭す。
「じゃあ……どうすればいいの?
我慢できるよ?飛鳥くんはカッコいいもん!獅子組のキングだし!」
「椎那!!」
椎那の様子に、飛鳥達も注目する。
そして飛鳥が、椎那の元へ行こうとする。
「来ないで!!」
「椎那…」
「私は大丈夫だよ!こんなこと位……。
今日は無礼講だし!そんなこと位。告白されたとかじゃないんでしょ?」
「椎那?」
「ホテルに連れてかれたとかじゃないんでしょ?」
「何言ってんの?」
「胸……触られたとかじゃ…。
服を引き裂かれたとかじゃ…キスマーク……」
「椎那…?何……それ…?」
「椎那……どうゆうこと…?」
「もしかして…誰かに、何か………?」
「なんなの…どうゆうこと!?
言って!椎那、誰に、何を、された?」
飛鳥の雰囲気が黒く染まっていく。
少しずつ………
「大丈━━━━」
「そんな言葉が聞きたいんじゃない!
言って!?そんなに涙が溢れて、震えるようなことがあったんでしょ!!?」
「キング!!!私が聞く!」
清美が飛鳥に声をかけた。
みんなと少し離れて━━━━
「椎那、ほんとのこと教えて?」
「ゆっくりでいいから、話して」
清美と琴子が、椎那の背中を擦りながら言った。
「村部さんに………ホテルに連れてかれて……」
「村部って確か、レストランの常連の?」
「うん、服引き裂かれて、キスマーク付けられたの。
その後は気絶したから、わからないけど……」
「キングに話すよ」
「でも……」
「どうして、そんなこと黙ってたの!?
椎那のバカ!」
「清美ちゃん……」
「そうよ!どうして、キングにすぐに助けを求めなかったの!?」
「琴子ちゃん…だって、こんな穢されてキスマークまで……飛鳥くんに、嫌われると思って……」
「「そんなことで、嫌わないわよ!!?」」
思わず、清美と琴子が声を荒らげた。
椎那はそのまま、リビングを出ようとする。
「椎那!!」
清美と琴子が声をかけてきた。
「大丈夫だよ!
ちょっと…外の空気吸ってくるね」
「全然、大丈夫じゃないじゃん!」
「やめてって言っていいんだよ?
キングは椎那の彼氏なんだから!」
清美と琴子がドアの前で椎那に諭す。
「じゃあ……どうすればいいの?
我慢できるよ?飛鳥くんはカッコいいもん!獅子組のキングだし!」
「椎那!!」
椎那の様子に、飛鳥達も注目する。
そして飛鳥が、椎那の元へ行こうとする。
「来ないで!!」
「椎那…」
「私は大丈夫だよ!こんなこと位……。
今日は無礼講だし!そんなこと位。告白されたとかじゃないんでしょ?」
「椎那?」
「ホテルに連れてかれたとかじゃないんでしょ?」
「何言ってんの?」
「胸……触られたとかじゃ…。
服を引き裂かれたとかじゃ…キスマーク……」
「椎那…?何……それ…?」
「椎那……どうゆうこと…?」
「もしかして…誰かに、何か………?」
「なんなの…どうゆうこと!?
言って!椎那、誰に、何を、された?」
飛鳥の雰囲気が黒く染まっていく。
少しずつ………
「大丈━━━━」
「そんな言葉が聞きたいんじゃない!
言って!?そんなに涙が溢れて、震えるようなことがあったんでしょ!!?」
「キング!!!私が聞く!」
清美が飛鳥に声をかけた。
みんなと少し離れて━━━━
「椎那、ほんとのこと教えて?」
「ゆっくりでいいから、話して」
清美と琴子が、椎那の背中を擦りながら言った。
「村部さんに………ホテルに連れてかれて……」
「村部って確か、レストランの常連の?」
「うん、服引き裂かれて、キスマーク付けられたの。
その後は気絶したから、わからないけど……」
「キングに話すよ」
「でも……」
「どうして、そんなこと黙ってたの!?
椎那のバカ!」
「清美ちゃん……」
「そうよ!どうして、キングにすぐに助けを求めなかったの!?」
「琴子ちゃん…だって、こんな穢されてキスマークまで……飛鳥くんに、嫌われると思って……」
「「そんなことで、嫌わないわよ!!?」」
思わず、清美と琴子が声を荒らげた。