認めてくれるのはたった一だけ。
優等生
『行ってきます』

反応はない。もう昔からのことだから慣れてるけどちょっと辛いな、なんて

私は電車に乗って学校へ行っている。
楽だけど人混みが苦手は私はちょっときついかも。でも髪とかが乱れるより全然いい

学校へ着くといつも仲良くしてくれてる美夜が話しかけてくれる、

『唯ー! おはよ!』

『おはよ、美夜』

話しかけてくれる瞬間、私はまだ必要とされてるから大丈夫って思う、だからこの瞬間が大好きだ

『ごめん唯! 昨日の数学の課題写させてくれない、、、??』

『もー、また?笑 しょうがないなぁ、、、いいよ』

『さすが唯!! ありがとー!』

『唯ちゃん、私もいいかな?』
『わたしもー! ごめん!!』

写すのは別にいいけど毎回だとちょっと嫌になっちゃう、でも断れない。断ったら今まで頑張ってきたことが崩れちゃうから
真面目で優等生な私でないとだめだから

『いいよ、!笑』

断り方なんて知らない
みんなが私を頼ってくれてる、信頼してくれてる、こんな嬉しいことないよね、、、
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