*゜Forever...゜*


*もうひとつの初恋*


うなずいてもらえなかった
それでも視線は君を追いかけて
やがて君の隣には知らない男が並んで歩く



今できることは優しくすることで
それは下心混じりなのに
君は笑って「ありがとう」って言うんだ
ちょっと胸が痛い



君の側にいたいけれど
きっと それはアイツの役目
だけどアイツは君のこと
泣かしてばかりだと最近知ったよ


なぐさめてやりたいけど
近付けば止まらなくて



「俺じゃダメか?」って
言いそうになるんだ
それは怖いことなんかじゃない
君の弱みにつけこんで
嫌な男になる方が嫌なんだ



思った通りのことだらけ
俺の側にいても君はぬけがらで
それでも離したくはない
アイツの元には返したくない


何をすれば笑ってくれる?
どうすれば幸せにできる?


あがく俺の側で君は
ひたすら作り笑いを浮かべてる
その優しさが俺の心を
苦しめて 狂わせて 気付かされた



今できることは覚悟をすることで
それは怖いことなんかじゃない
君が好きだからうなずこう
本当は聞きたくないその言葉に





















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