神、恋に落ちる
「あ、いや…命さん、綺麗だなぁって思って…////」
恥ずかしそうに少し俯き言った、白羽。
「そう?白羽の方が、何倍も綺麗だよ?」
「え………」
驚いたように顔を上げる、白羽。
「ん?」
「どうして、私の名前……」
「あ、ごめんね!昨日の店員さんに聞いたんだ!
“白羽”なんて、可愛い名前だね!しかもまさに“天使”」
「そんなことないです…私、嫌いなので…名前」
「えー!どうして?」
「学生の時よく“堕天使”ってからかわれてたんです。“堕ちた天使”って言われて……私、地味だから」
悲しそうに瞳を揺らし言った、白羽。
「俺は名前に関係なく、白羽のこと“天使”って思ったよ。天使ちゃんと雰囲気が似てたから」
「天使…ちゃん?ですか?」
「うん、俺の好きな人……あぁ、もう違うな…!
好き“だった”人だよ。とっても可愛くて純粋な女性。その子と、雰囲気似てるんだぁ~白羽」
「へぇー、命さんが好きな方なら、きっと綺麗な方なんでしょうね!」
「“好きな方”じゃなくて、好き“だった”方!
今好きな人は、白羽だから!」
「へぇー
……………え!!?」
目を真ん丸にして見上げた、白羽。
「ほんと、可愛い~!
大好きだよ、白羽!」
「あ、あの…わ、私……」
「だから、覚悟しててね!
俺、絶対白羽を手に入れるから!」
「……/////」
真っ直ぐ見つめる命の力強い目。
白羽は、目線を反らせずにいた。
仕事中にも関わらず、命と話をしていた白羽。
慌てて、勤務に戻る。
そんな姿を微笑ましく見つめ、命はコンビニを出た。
「あ!白羽!!」
「は、はい!」
「“電話”!!ぜーったい、連絡ちょうだい!!
今日、待ってるからね!!」
出る寸前に白羽に呼びかけ、今度こそ出ていった命だった。
恥ずかしそうに少し俯き言った、白羽。
「そう?白羽の方が、何倍も綺麗だよ?」
「え………」
驚いたように顔を上げる、白羽。
「ん?」
「どうして、私の名前……」
「あ、ごめんね!昨日の店員さんに聞いたんだ!
“白羽”なんて、可愛い名前だね!しかもまさに“天使”」
「そんなことないです…私、嫌いなので…名前」
「えー!どうして?」
「学生の時よく“堕天使”ってからかわれてたんです。“堕ちた天使”って言われて……私、地味だから」
悲しそうに瞳を揺らし言った、白羽。
「俺は名前に関係なく、白羽のこと“天使”って思ったよ。天使ちゃんと雰囲気が似てたから」
「天使…ちゃん?ですか?」
「うん、俺の好きな人……あぁ、もう違うな…!
好き“だった”人だよ。とっても可愛くて純粋な女性。その子と、雰囲気似てるんだぁ~白羽」
「へぇー、命さんが好きな方なら、きっと綺麗な方なんでしょうね!」
「“好きな方”じゃなくて、好き“だった”方!
今好きな人は、白羽だから!」
「へぇー
……………え!!?」
目を真ん丸にして見上げた、白羽。
「ほんと、可愛い~!
大好きだよ、白羽!」
「あ、あの…わ、私……」
「だから、覚悟しててね!
俺、絶対白羽を手に入れるから!」
「……/////」
真っ直ぐ見つめる命の力強い目。
白羽は、目線を反らせずにいた。
仕事中にも関わらず、命と話をしていた白羽。
慌てて、勤務に戻る。
そんな姿を微笑ましく見つめ、命はコンビニを出た。
「あ!白羽!!」
「は、はい!」
「“電話”!!ぜーったい、連絡ちょうだい!!
今日、待ってるからね!!」
出る寸前に白羽に呼びかけ、今度こそ出ていった命だった。