神、恋に落ちる
「今の命さん、白羽さんのこと好き過ぎて暴走してる。
中には、それで退いてしまう人もいますから!
白羽さんが、命さんのアプローチに退いちゃったら大変!」
命の後先考えない行動に、ブレーキをかけようと声をかけた。
「え………白羽、俺のこと嫌いになるの?」
由那の言葉に、途端に狼狽えだす命。
今にも泣きそうだ。
「大丈夫ですよ?深呼吸して、落ち着いて行動すればちゃんと伝わりますよ!」
「あぁ、そうだな!命、由那は重い愛情を良しとする女だったから良かっただけで、その白羽って女がそうかわからないだろ?
口説くにしても、もっと余裕をもってしないと白羽だってお前を好きになるもんも、なれない!
落ち着け!」
「ふぅー、そうだね。わかった!」
命はその場で深呼吸して、二人に手を振り一徹邸を出た。
その頃の白羽━━━━━━━
勤務が終わり、スマホを握りしめていた。
【ぜーったい、連絡ちょうだい!!
今日、待ってるからね!!】
と言われ、かけようとするが何を話していいかわからない。
今朝恋人に突然の別れを告げられ、かなり落ち込んでいたのに、命との事が強烈過ぎて失恋を忘れてしまっていた、白羽。
命のことも、一目惚れとまでいかないが、心が奪われていたのは確かだ。
だからこそ、嫌われたくないと思っていた。
「でも、待ってるからねって言ってたしな…」
白羽は、おもいきってスマホを操作し命に電話をかけた。
『もしもし?』
「あ、あの、私━━━━━」
『白羽!!?』
「あ、はい」
『嬉しい!!かけてきてくれたぁ!今どこ?会いたい!!』
「え?あ、コンビニの前です。今終わったので…」
『わかった!すぐ行くから、待ってて!!』
プツンと切れた通話。
わずか数分後、命がマンションのエントランスから現れた。
そしてあっという間に、抱き締められた。
「白羽、白羽、白羽……好き、好き、大好き!
んーー、なんか甘い匂いするぅ!」
命の告白に、白羽は心臓がバクバクしていた。
中には、それで退いてしまう人もいますから!
白羽さんが、命さんのアプローチに退いちゃったら大変!」
命の後先考えない行動に、ブレーキをかけようと声をかけた。
「え………白羽、俺のこと嫌いになるの?」
由那の言葉に、途端に狼狽えだす命。
今にも泣きそうだ。
「大丈夫ですよ?深呼吸して、落ち着いて行動すればちゃんと伝わりますよ!」
「あぁ、そうだな!命、由那は重い愛情を良しとする女だったから良かっただけで、その白羽って女がそうかわからないだろ?
口説くにしても、もっと余裕をもってしないと白羽だってお前を好きになるもんも、なれない!
落ち着け!」
「ふぅー、そうだね。わかった!」
命はその場で深呼吸して、二人に手を振り一徹邸を出た。
その頃の白羽━━━━━━━
勤務が終わり、スマホを握りしめていた。
【ぜーったい、連絡ちょうだい!!
今日、待ってるからね!!】
と言われ、かけようとするが何を話していいかわからない。
今朝恋人に突然の別れを告げられ、かなり落ち込んでいたのに、命との事が強烈過ぎて失恋を忘れてしまっていた、白羽。
命のことも、一目惚れとまでいかないが、心が奪われていたのは確かだ。
だからこそ、嫌われたくないと思っていた。
「でも、待ってるからねって言ってたしな…」
白羽は、おもいきってスマホを操作し命に電話をかけた。
『もしもし?』
「あ、あの、私━━━━━」
『白羽!!?』
「あ、はい」
『嬉しい!!かけてきてくれたぁ!今どこ?会いたい!!』
「え?あ、コンビニの前です。今終わったので…」
『わかった!すぐ行くから、待ってて!!』
プツンと切れた通話。
わずか数分後、命がマンションのエントランスから現れた。
そしてあっという間に、抱き締められた。
「白羽、白羽、白羽……好き、好き、大好き!
んーー、なんか甘い匂いするぅ!」
命の告白に、白羽は心臓がバクバクしていた。