【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
気になる勉強
新入生歓迎パーティが終われば、部活動見学の期間が始まる。アイリーンがこの学院に入学してから、まだ数日しか経っていない。だけど、長くこの学院にいるように感じるのはなぜだろうか。
部活動見学の初日は、二人の女性生徒が文芸部の部室に訪れてくれた。本と一緒に並べたポップが好評で「これ、欲しいです」と言ってくれるほど。
「一緒に作ってみますか?」とアイリーンが提案すると、一学年の二人は力強く頷いていた。
「どんな本でもいいんですか?」
と一人が聞くので。
「はい、何でもいいんですよ。絵本でも、小説でも。オススメしたいと思っている本であれば、何でもいいんです」
アイリーンがそう言うと、二人は色紙の上に文字を走らせた。
「絵も描きたいのですが、絵がうまく描けません」
「あのね、この娘がイラスト担当だから」
ノエルが口を出す。
「どんなイラストを描いて欲しいか、リクエストしてみて」
「はい。動物の猫です」
部活動見学の初日は、二人の女性生徒が文芸部の部室に訪れてくれた。本と一緒に並べたポップが好評で「これ、欲しいです」と言ってくれるほど。
「一緒に作ってみますか?」とアイリーンが提案すると、一学年の二人は力強く頷いていた。
「どんな本でもいいんですか?」
と一人が聞くので。
「はい、何でもいいんですよ。絵本でも、小説でも。オススメしたいと思っている本であれば、何でもいいんです」
アイリーンがそう言うと、二人は色紙の上に文字を走らせた。
「絵も描きたいのですが、絵がうまく描けません」
「あのね、この娘がイラスト担当だから」
ノエルが口を出す。
「どんなイラストを描いて欲しいか、リクエストしてみて」
「はい。動物の猫です」