【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
思いがけず、次の休みの予定まで決まってしまった。それも大好きな月雲シリーズ絡み。楽しみしかない。
「あ、リーン。ここ、教えて欲しいんだけど。なんて書いてあるの?」
ノエルが差し出してきたのは、アイリーンが作った月雲シリーズのまとめ本第一巻、プーランジェ語版。ノエルは本当にこれでプーランジェ語を勉強しているらしい。一日一ページ、と本人は言っていた。
「ここはですね」
アイリーンが説明すると。
「あー、なるほどね。そういうことか」
さすがクラス一に所属しているだけあって、ノエルは理解力がある。多分、今までプーランジェ語を苦手としていたのは、ただ単に興味がわかなかっただけなのだろう。
月雲シリーズでプーランジェ語を勉強しているノエルの側で、アイリーンは『美しき二人』をプーランジェ語に翻訳していた。さすがにまるっと一冊翻訳するのは大変なので、やはり要約してからの翻訳。そして何よりもこの作者、あの月雲シリーズの作者だった。どうやらデビュー作らしい。他にも何冊か出している、とのこと。書店に行ったときに、作者買いでもしようかな、とも思っていた。
「あ、リーン。ここ、教えて欲しいんだけど。なんて書いてあるの?」
ノエルが差し出してきたのは、アイリーンが作った月雲シリーズのまとめ本第一巻、プーランジェ語版。ノエルは本当にこれでプーランジェ語を勉強しているらしい。一日一ページ、と本人は言っていた。
「ここはですね」
アイリーンが説明すると。
「あー、なるほどね。そういうことか」
さすがクラス一に所属しているだけあって、ノエルは理解力がある。多分、今までプーランジェ語を苦手としていたのは、ただ単に興味がわかなかっただけなのだろう。
月雲シリーズでプーランジェ語を勉強しているノエルの側で、アイリーンは『美しき二人』をプーランジェ語に翻訳していた。さすがにまるっと一冊翻訳するのは大変なので、やはり要約してからの翻訳。そして何よりもこの作者、あの月雲シリーズの作者だった。どうやらデビュー作らしい。他にも何冊か出している、とのこと。書店に行ったときに、作者買いでもしようかな、とも思っていた。