【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
目の前にチーズケーキが二つ運ばれてきた。早速、フォークで口元にまで運ぶ。
「本当だ、美味しい」
アイリーンが目を細めて感想を言うと、ノエルも満足そうに口元を歪めた。
「本を予約しにきただけなのに、なんかとても楽しかったわ」
「私もです」
「あら。リーンの楽しみはこれからでしょう。そんなに買ったんだから」
「でも。定期テストも近いんですよね」
「そうなの。長夜の月に入ったらすぐよ。でもその前に月雲の新刊は読まないと、気になってテスト勉強ができないわ」
学院では長夜の月の頭に定期テストが行われ、それが終われば新年の狼の月まで年末年始の休暇となる。だいたい休暇は一月ほど。
「本当だ、美味しい」
アイリーンが目を細めて感想を言うと、ノエルも満足そうに口元を歪めた。
「本を予約しにきただけなのに、なんかとても楽しかったわ」
「私もです」
「あら。リーンの楽しみはこれからでしょう。そんなに買ったんだから」
「でも。定期テストも近いんですよね」
「そうなの。長夜の月に入ったらすぐよ。でもその前に月雲の新刊は読まないと、気になってテスト勉強ができないわ」
学院では長夜の月の頭に定期テストが行われ、それが終われば新年の狼の月まで年末年始の休暇となる。だいたい休暇は一月ほど。