【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「実は、こんなものもあるのです」
ご機嫌なノエルのご機嫌度が上がっている。こんなもの、と言って取り出したのはクッキー。どこから出てきたのかはわからないが、鞄の中に隠し持っていたのだろう。
「いいね。勉強で疲れた頭には糖分補給が必要だよね」
「リーンと食べようと思って持ってきたので、部長の分はありません」
「え」
「嘘です」
「ノエルさん。最近、雰囲気が変わったんじゃない?」
唇を尖らせながら、ルークが言う。
「そうですか?」
「そうよ。とても、明るくなった感じがするわ」
サラが言う。
「でしたら、きっと、リーンのおかげですね」
ノエルはお茶とクッキーを並べる。
「リーンのおかげで、プーランジェの言葉を勉強するのが楽しくなったし。文芸部の方も、新入生はたくさん入部してくれたし部誌を作ったし。最近、毎日がとても楽しい」
「それはあるわね」
椅子をひいて、サラが座った。
ご機嫌なノエルのご機嫌度が上がっている。こんなもの、と言って取り出したのはクッキー。どこから出てきたのかはわからないが、鞄の中に隠し持っていたのだろう。
「いいね。勉強で疲れた頭には糖分補給が必要だよね」
「リーンと食べようと思って持ってきたので、部長の分はありません」
「え」
「嘘です」
「ノエルさん。最近、雰囲気が変わったんじゃない?」
唇を尖らせながら、ルークが言う。
「そうですか?」
「そうよ。とても、明るくなった感じがするわ」
サラが言う。
「でしたら、きっと、リーンのおかげですね」
ノエルはお茶とクッキーを並べる。
「リーンのおかげで、プーランジェの言葉を勉強するのが楽しくなったし。文芸部の方も、新入生はたくさん入部してくれたし部誌を作ったし。最近、毎日がとても楽しい」
「それはあるわね」
椅子をひいて、サラが座った。