【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「じゃ、父親が迎えに来るのよね」
「恐らくは」
「その父親が宰相よね」
「そうなります」
「いいこと、考えちゃった」
頬に右手を添えるユミエーラは楽しそうに笑っている。
文官は、その笑顔を見なかったことにしようと思い、顔を背けた。
「恐らくは」
「その父親が宰相よね」
「そうなります」
「いいこと、考えちゃった」
頬に右手を添えるユミエーラは楽しそうに笑っている。
文官は、その笑顔を見なかったことにしようと思い、顔を背けた。