【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「そうよ。リーンがやりたいって言ったの。だって、リーンも私の叔父のファンだから」
 なぜノエルは火に油を注ぐのか。
 ジョアキナは口を挟まない。

「そうか」
 以外にもそこで話が終わった。

「え。終わり?」
 ってノエルが聞いてしまったほど。
「他に何かあるのか?」

「ないけど。でもイブってリーンのこと好きでしょ?」

「な、なんで、それを」
 言いながら口元を左手で押さえるイブライム。

「いや、バレバレだから」
 ノエルが言うとイブライムの顔がみるみるうちに赤くなる。
「やだー、面白い」
 イブライムはさらに両手で顔を覆った。

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