【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「国境の領地はね。本当はこの人の弟に任せるつもりだったのよ。でも、ほら、シエラが妊娠しているときに事故で亡くなってしまったでしょ? だから、ノエルとその相手にと思っていたのにノエルはジョアキナのところへ嫁ぐでしょ? ちょうどそこの領地が空いてしまったのよね」
ユミエーラの説明は軽いような気もするけど、わかりやすい。それと同時に今、さらりと知らなかった事実を聞かされたような気がする。
「母上、エルとオレは兄妹ではなかったと?」
「そうよ、正確には従兄弟ね。ま、その件は後で詳しくね」
「知らなかった」
イブライムさえ知らなかった衝撃の事実。
「リーン、おめでとう」
様子を伺っていたボイド公爵。
ユミエーラの説明は軽いような気もするけど、わかりやすい。それと同時に今、さらりと知らなかった事実を聞かされたような気がする。
「母上、エルとオレは兄妹ではなかったと?」
「そうよ、正確には従兄弟ね。ま、その件は後で詳しくね」
「知らなかった」
イブライムさえ知らなかった衝撃の事実。
「リーン、おめでとう」
様子を伺っていたボイド公爵。