【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「新入生勧誘?」
アイリーンが聞き返した。
「そうなの。ほら、一学年のみなさんが高等部に入学したでしょう? ですから、ここぞとばかりに文芸部に勧誘するわけです。でも、毎年、文芸部は人気が無いみたいで。二人入部してくれればいい方」
ノエルがため息をつく。
「でも、リーンさんが入部してくれたから、あと一人ですね」
「ダメよ。やっぱり各学年二人ずつは欲しいわ。少なくとも、一学年から二人は入部させるわよ」
デザート用のスプーンを振り回しながら、ノエルが力説する。
文芸部の勧誘か、とアイリーンは考える。どうやったら文芸部の魅力が伝わるか。本を読む楽しさ。物語を作る楽しさ。あとは、なんだろう?
「微力ながらも、私もお手伝いさせていただきますね」
「嬉しいわ、リーン。ありがとう」
「ありがとうございます。リーンさん」
そして三人は、楽しそうにデザートを口へと運ぶ。すると。
アイリーンが聞き返した。
「そうなの。ほら、一学年のみなさんが高等部に入学したでしょう? ですから、ここぞとばかりに文芸部に勧誘するわけです。でも、毎年、文芸部は人気が無いみたいで。二人入部してくれればいい方」
ノエルがため息をつく。
「でも、リーンさんが入部してくれたから、あと一人ですね」
「ダメよ。やっぱり各学年二人ずつは欲しいわ。少なくとも、一学年から二人は入部させるわよ」
デザート用のスプーンを振り回しながら、ノエルが力説する。
文芸部の勧誘か、とアイリーンは考える。どうやったら文芸部の魅力が伝わるか。本を読む楽しさ。物語を作る楽しさ。あとは、なんだろう?
「微力ながらも、私もお手伝いさせていただきますね」
「嬉しいわ、リーン。ありがとう」
「ありがとうございます。リーンさん」
そして三人は、楽しそうにデザートを口へと運ぶ。すると。