約束の指にキスして。
『お前さぁー、瑛梨の事好きな訳?』
『…は?』
『ただ守ってやりたいだけ?』
『……。』
健司が発した突然の質問に、戸惑う。
俺は……。
『俺は瑛梨が必要だし、瑛梨は俺を必要としてくれる。それだけ。』
それだけだ。
友達だ。
瑛梨を救ったあの日から、俺達にすがってくる瑛梨が、大切だと思えた。
それは健司も一緒だ。
健司も俺の大切な友達だし、失いたくない。
瑛梨に、泣いて貰いたくない。
笑顔がみたい。
俺は、あの笑顔が守りたいだけ。
ただ、それだけ……………。
『…は?』
『ただ守ってやりたいだけ?』
『……。』
健司が発した突然の質問に、戸惑う。
俺は……。
『俺は瑛梨が必要だし、瑛梨は俺を必要としてくれる。それだけ。』
それだけだ。
友達だ。
瑛梨を救ったあの日から、俺達にすがってくる瑛梨が、大切だと思えた。
それは健司も一緒だ。
健司も俺の大切な友達だし、失いたくない。
瑛梨に、泣いて貰いたくない。
笑顔がみたい。
俺は、あの笑顔が守りたいだけ。
ただ、それだけ……………。