約束の指にキスして。
『…そーですか。つか、瑛梨遅くね??』
『だからな。こんないい男二人待たせといてなにしてんだか…。』
二人で太陽に仰向け。
そろそろ皮膚が痛くなってきた。健司は言った。
俺は最近、瑛梨が友達か女か分かんなくなってきた、と。
それっきり黙って、寝たように静かになった。
友達か女か分かんなくなったって?
瑛梨は女だし友達。
俺の一番大切なもの。
失いたくないもの。
守りたいもの。
それだけだ。
それだけじゃ駄目か?
『だからな。こんないい男二人待たせといてなにしてんだか…。』
二人で太陽に仰向け。
そろそろ皮膚が痛くなってきた。健司は言った。
俺は最近、瑛梨が友達か女か分かんなくなってきた、と。
それっきり黙って、寝たように静かになった。
友達か女か分かんなくなったって?
瑛梨は女だし友達。
俺の一番大切なもの。
失いたくないもの。
守りたいもの。
それだけだ。
それだけじゃ駄目か?