約束の指にキスして。
『え─もぅっ………』

色々いきなりすぎて腰が抜ける。これから朝も昼も夜も匡ちゃんと一緒??
お兄ちゃんでさえも手一杯なのに???
楽しそうだけど…アタシ匡ちゃんのパンツとかもあらわなきゃいけないのかぁ……。

『ちょっと、あんま瑛梨にベタベタ触ってんなよ!』

桔平は自分のシャツを脱いで私に着せ、強引にアタシを引っ張る。
もしかして、アタシが無理して匡ちゃんと話してるって思ってる??

『はいはい、ごめん。』

匡ちゃんは苦笑いして桔平と健司を眺める。
なんか…この三人もしかしてなか悪い??

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