約束の指にキスして。

司君の後ろでご飯を食べていた男の子が、司君をつつく。
司君は男の子ね頭を叩いた後、もう一度、アタシに向き直った。

『んで、なんだっけ？？』

司君はニッコリ笑った。

ん───。話して良いのかなぁ？
でも、司君口固そうだし…今相談出来るの司君位しか居ないしなぁ。

アタシは、ノートを取り出して、ノートの端に文字を書き連ねた。
《桔平と健司の事、どう思う？？》

『え───？ん─カッコいい、性格いい、爽やか、スタイル抜群。瑛梨ちゃんの番犬、その件に関しては邪魔、過保護みたいな？？』


そんな事聞きたいんじゃ無いんだけどなぁ……。