約束の指にキスして。
ふあん。
『ふぁ………?んんー。』
手探りで時計を探すと、暖かい壁にぶつかった。
規則正しい心音。
リズム良く胸が上下している。
『けんじ??あれぇ…』
目を開けてもまだそこは暗闇。
健司の胸のなかだった。
『んー。』
寝返りをうつと、今度は真っ正面に桔平の顔。
整った顔が幸せそうに朝日をうけている。
『朝だぁ…』
暖かい朝日を感じながら桔平の顔を見つめていると、桔平の長い綺麗な手に、アタシの髪の毛が一束握られていた。
手探りで時計を探すと、暖かい壁にぶつかった。
規則正しい心音。
リズム良く胸が上下している。
『けんじ??あれぇ…』
目を開けてもまだそこは暗闇。
健司の胸のなかだった。
『んー。』
寝返りをうつと、今度は真っ正面に桔平の顔。
整った顔が幸せそうに朝日をうけている。
『朝だぁ…』
暖かい朝日を感じながら桔平の顔を見つめていると、桔平の長い綺麗な手に、アタシの髪の毛が一束握られていた。