約束の指にキスして。
あー…絶対怒られる。
勝手に出ていったきり連絡しないなんて、やっぱりどうかんがえても不味いもん。
お兄ちゃんと匡ちゃん、怒ると怖いんだよな…。
『アンッ!』
キッペーが窓にへばりついて、カリカリと引っ掻いていた。
窓を開けると、キッペーは何か口にくわえている。
キッペーは身震いして体の雪をおとしてから、アタシの膝にのぼってきて、プレゼントを離した。
『アタシに?』
『アンッ!』
赤い小さな小包に、緑のリボン。
勝手に出ていったきり連絡しないなんて、やっぱりどうかんがえても不味いもん。
お兄ちゃんと匡ちゃん、怒ると怖いんだよな…。
『アンッ!』
キッペーが窓にへばりついて、カリカリと引っ掻いていた。
窓を開けると、キッペーは何か口にくわえている。
キッペーは身震いして体の雪をおとしてから、アタシの膝にのぼってきて、プレゼントを離した。
『アタシに?』
『アンッ!』
赤い小さな小包に、緑のリボン。