約束の指にキスして。
『もーー。遊んでる暇ないの!学校!!学校行かなきゃ!!おくれるよー!』

『ぅるせ…』

『ぅるせじゃないのっ!健司はやくお風呂入って支度しなよーー。』

必死で揺する。
でも健司は起きなくて…。

桔平はそんなあたし達をみて笑っていた。

『瑛梨~?』

『なにっ。桔平も手伝ってよ~~。本当に遅刻しちゃうよ~(涙)』
『うん。んで、今日何日だ??』

『12月7日っ!も~はやくっ!』

『そーだね。んで、何曜?』

『土曜だよっ!!それがっ!?って……土曜?』

『そ。』

『……。』

『学校休みだよね~♪』

『ぅん。』

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