約束の指にキスして。
桔平は柔らかそうなソファーに腰を下ろして、エリを膝の上においた。

『良いじゃん、お前だってキッペーてコイツにつけてるんだし(笑)』

『でも…』

桔平がエリにチュウをする。
なんか…若干ムカつくんだよね。
『やだぁ……』

『何それやきもち?(笑)ほら、おいでー。』

桔平が膝の上を叩く。

流石に恥ずかしくて横に腰を下ろすと、簡単に持ち上げられて膝の上にのせられた。

『ふくれんなって。』

『………//』

恥ずかしいんだよ!
ふくれてるんじゃなくて!
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