約束の指にキスして。
婚姻届けには匡ちゃんのとなりに私の名前が確りと書かれていて、全て記入済みで、判子までおしてある。
「どうして…!?こんなの犯罪よっ!」
「あら。貴女が書いてないなんて誰が思うかしら。誰も気付かないわ。分かったでしょ?貴女は明日、匡介と結婚するの。私と、桔平と、同時にね。」
「こんなの受理されるわけないっ!離してよっ!」
「市役所なんて簡単。どうにでもなる。」
「あなた…」
「匡介、連れていきなさい。」
「どうして…!?こんなの犯罪よっ!」
「あら。貴女が書いてないなんて誰が思うかしら。誰も気付かないわ。分かったでしょ?貴女は明日、匡介と結婚するの。私と、桔平と、同時にね。」
「こんなの受理されるわけないっ!離してよっ!」
「市役所なんて簡単。どうにでもなる。」
「あなた…」
「匡介、連れていきなさい。」