約束の指にキスして。
匡ちゃんが私を抱き上げて、協会から連れ出す。
私は、匡ちゃんの背中を必死で叩いた。
でもそんなん叶うはずなくて、簡単に車に放り込まれた。
「どうして…?もう桔平はアリスさんの手元にあるなら十分じゃない!どうしてこんな事するの?」
「桔平が瑛梨と離れた日から部屋にとじ込もって出て来ないからだよ。飯もくわねぇ。」
「!!」
「アリスは瑛梨が邪魔なんだ。」
匡ちゃんは窓の外を見ながら呟く。
嫌。
絶対に嫌。
なんで…どうして匡ちゃんと結婚させられなきゃいけないの?
私は、匡ちゃんの背中を必死で叩いた。
でもそんなん叶うはずなくて、簡単に車に放り込まれた。
「どうして…?もう桔平はアリスさんの手元にあるなら十分じゃない!どうしてこんな事するの?」
「桔平が瑛梨と離れた日から部屋にとじ込もって出て来ないからだよ。飯もくわねぇ。」
「!!」
「アリスは瑛梨が邪魔なんだ。」
匡ちゃんは窓の外を見ながら呟く。
嫌。
絶対に嫌。
なんで…どうして匡ちゃんと結婚させられなきゃいけないの?